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剣先コップ

01私が仕事で取り扱っている商品の一つで、下から剣の先がせり上がっているような模様が特徴なのでこう呼ばれています。

基本的に明治期のものなんですが、江戸時代から続く鉛ガラスという古い製法で作られていてゴツゴツと厚手なのに脆いガラスコップなんですね。

ゴツっとした手触りでそこそこ重いのですが、男性だけでなく女性にもすごく人気のある和製アンティークの王様の一つです。
02











一つ一つデザインや触感が違うのでコレクターの方なんかは複数持っているのが普通で、今日はこれで飲むか、なんて感じで使っておられるようです。
03















お酒を飲むだけでなくアイスなど冷たい物を入れるのにも昔から使われていて、女性では小物入れに使っている方もおられるようですね。

合い見積もりには固める

複数の会社に見積もりしてもらう、
そういったものを合い見積もりといいます。

引越とか中古車の買取に多いですね。

依頼者はやっぱり安く買える、高く売れるところを選びたいですし
業者側は競わされているとはっきり認識していきます。

先の引越や中古車のような競争激しいところは
担当がテクニックを駆使して他の業者を押さえつつ
依頼者になるべく得にみえるように条件を突きつけていきますが、
アンティーク買取だとどうでしょうか。

アンティークだと固めるという現象が起こります。
業者の一人が不自然に高い値段を付けるんですね。

そうなると他の業者は降りて高い値をつけたところに決まり
依頼者はホクホク、とはいかず理由をつけてその日は買取ません。

そのまま選ばれた業者は引取に来ないか、
何かの理由で依頼者が処分しなければならないときは
処分期限ぎりぎりに現れて買い叩きます。

高値で買ってくれる相手には別のを売ったのでいりません。
もう必要ないけどこの値段なら買うよって寸法です。

こんな怖いおじさんが現れるので
合い見積もりするときは絶対にばれないようにしましょうね(≡ω≡.)

生まれついてのお金持ちな方は凄いですね

アンティークの販売なんかしてると
ときどき凄い方が来られますね。

月に一回くらいは値段も見ずに
「コレとコレとコレとコレ」とか
「ここからここまでお願いできる?」
という生まれついてのセレブな方が見えられます。

これだけならとっても嬉しいのですけど
浮世離れしすぎてときどきお金の取り扱いも
よくわかってない方がおられるんですね。

仙台から、という方が例によって
「ここからここまで」
とお買い上げくださったのですが
お金を下ろしてくると郵便局へ。

こちらが案内した局は5分ほどの距離なのに
2時間以上帰ってこられなかったので
ナシになったかなと思ったら
「お金の下ろし方がわからなかったのでやっぱりカードで」
とおっしゃられましたΣヾ( ̄0 ̄;ノ

買って戴けるのは嬉しいのですが
ここまで高額になるとカードの手数料もバカにならない・・・

世の中上手い話ばかりじゃないですね。

ピアノ売ってちょうだい

アンティークを所有者から直接買い付けしていると、
よく相談されるのがピアノの処分です。

昔、子供がいたときに買ったけれども
もう独立しちゃったしいつまでも家に置いとくのも
将来処分に困るかもしれないし・・・
と、ついでとばかり言われることがあります。

基本的にピアノはうちの専門外なので
代わりにタケモトピアノに電話するんですね。


そんなことを繰り返していると、
こちらの電話番号がタケモトのお得意さまに
登録されてたんですよ。

「いつもご利用いただいているので
その型番では本来、値がつかないのですが
特別に一万円にさせていただきます」

こちらとしても面子が立つので意気揚々とお客さんに話すと
「もっと高くならない?」
・・・さすが大阪のオバチャンやで(≡ω≡.)

続・修理したってコストばかりかかって感謝されない

前回の続きで修理した品を引き渡すに引き渡せない話。

修理した家具を引き渡しに向かったら
店番が勝手に半金だけでの引き渡しに応じてしまった。

一度引き渡すと支払いが滞っても法律上、
修理した品を差し押さえることは出来ない。

引き渡すことは出来ないが店番が勝手に応じた、
どうすれば良い?


答えは店番から連絡が来なかったことにした。

依頼者に家に着き、修理品を受け渡す前に支払いの話。
当然、先方は半額で済まそうとするけど
こちらは聞いてないの一点張りで通す。

改めて先方はまずは半金での受取を持ちかけてくるけど
やはり満額でないと引き渡せないの一点張り。

途中から「私らが信用できないのか!」と怒ってきて、
内心もちろん信用できないわけだけど
規則でそうなってるからの一点張り。

とにかく一点張りで通し続けて最後は根負けした先方が
家中から千円札をかき集めてきて払って貰った。

やっと搬入できるとばかりに
トラックの荷台に乗ったらお尻から携帯がポロン。

高い荷台から地面への一撃は携帯の画面を砕くに十分でした。
儲けのない仕事でちょっと困った客にすごく困った店番、
トドメに携帯壊れて文字通り骨折り損のくたびれ儲けですわ(´・ω・`)
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